資金の流れを可視化し黒字化 & 経営立て直しへ
企業情報
業種 サービス業
従業員数 10名以下
ベトナム進出 2019年
進出ステータス 進出3年以上
経理担当 外部委託
支援内容
プラン お金の見える化
依頼主 日本本社（社長）
サポート期間 1年以内（継続中）
サポート形態 オンライン&出張（対面）
サービス導入前のご状況
現地経営のノウハウが無い中、初の海外進出。
コロナの流行も重なり、進出後すぐ経営困難に陥ってしまう。
それでも着実に売上げは上がっているようだったが、お金の流れが見えてこない。
軌道に乗るまでは赤字覚悟だったが、何かがおかしい。
現地店舗のお金の管理状況を一刻も早く把握したい！
課題
ベトナム現地店舗のお金の管理状況を誰も把握していない
ご要望
ベトナム現地のお金の流れを明らかにしてほしい
現地の担当者が資金繰り表を作成できるよう指導してほしい
日本本社側ではベトナム側の経営状況がわからず、
今後の経営方針の転換を図ろうとしても判断材料がなく、困っていました。
サポート内容
Step1：ヒトとお金の現状を調査
1〜2ヶ月目
顧客ターゲットは設定されていますか？
どのような経費が発生していますか？
在庫管理の方法は？
固定資産はありますか？
誰がどのような流れで
業務していますか？
まずはヒトとお金の流れを調査、整理し経営状況を把握することから進めました。
データや資料にない社内ルールなど、見えづらい部分も一緒に確認。
ヒアリングを通してお客様のビジネスモデルの理解を深めていきました。
CHECK
ポイント
あなたの会社は大丈夫？
お金の管理できていますか？
✔️ 基本的な経理資料がすぐに出てきますか？
✔️従業員の給与明細の内訳を説明できますか？
✔️資金管理に関する最低限の社内ルールはありますか？
ベトナムでは、ヒトやモノの管理ができていなければお金の管理もうまくいきません。
どれか一つでも当てはまる項目があれば、早めに対処しましょう。
Step2：問題の明確化
3ヶ月目
Step1で経営の実態を進め、問題点が明るみになってきました。
これまではオンライン上でのやりとりでしたが、日本本社の社長がベトナムに来られるタイミングで、直接お会いして状況をご説明。
今度の方向性を決めていきました。
抜け漏れはありませんか？
✔️ 決算書の数値と実際の数値が一致しないことはありませんか？
✔️詳細不明の未払いがありませんか？
✔️ベトナム語の契約書内容は確認し理解できていますか？
ベトナム現地の店舗だけで管理&対処するのが難しい場合、本社も巻き込んで解決方法を考えていきましょう。
CHECK
ポイント
Step3：サポート内容変更
&
優先順にリスト化
4〜5ヶ月目
根本的な経営の見直しが必要だと判明したため、サポート内容を変更。
当初依頼されていた「現地担当者のための資金繰り作成指導」から「問題解決のサポート」に切り替えられました。
これまで出てきた問題を整理し、早急に解決が必要な順にリスト化。
CHECK
ポイント
根本的な経営見直しは必要？
✔️今後1年の経営方針はどうしますか？
✔️経営改善ができる担当者はいますか？
✔️経営改善のための予算はありますか？
進出して3年も経過すると、経営を立て直すのに多くの時間と労力を要します。
進出1〜2年目で現状調査をし、基盤を作っていくことをおすすめします。
成果
経営状況とお金の流れを把握
今後の経営方針の決定
経営立て直しプランを立案し、黒字化に向けたタスクが明確に
経営に関わる申告な問題を解決し、資金管理のための社内ルールを整備したことで、将来予想が立てられるオリジナル資金繰り表が準備できました。
しかし、依頼された期間内での全解決が困難だったため期間を延長。
経営の立て直し&黒字化に向けてプランを作成し、軌道に乗せられるようサポートを継続しています。
具体的なプラン
●経理・人事の内製化
○各管理者の業務を明確化
●黒字化のための具体的アクションの考案